シュガークラフトの主な材料は粉糖と卵白です。
これを泡立てたアイシングや、ガムの粉を加えて作るシュガーペーストに、色粉で自分の好きな色を着色します。また、好みの型で抜いてお花やリボンを作ったり、絞り出して文字や模様を書いたりすることもできます。

つまり、色・デザイン・大きさなどあらゆる面で、自分だけのオリジナルの作品が作れるのが、シュガークラフトの最大に魅力です。初心者でも手軽に始められますし、回数を重ねれるほどテクニックが上達していく楽しみもあります。
お花などは始めたばかりの方にはぴったりです。
上級者になってくると、アイシングを自由自在につかってフリルやレースなどの複雑なデコレーションをすることができ、完成品はとても見ごたえのあるものになります。
時間をかけ、心を込めてつくることで、あなただけのシュガークラフトの作品ができあがるのです。
まずはプロの先生の教室に足を運び、基本をしっかりと学んで練習すれば、誰にでもすばらしいケーキをつくることができます。
シュガークラフトの手法は、大きく3つに分けられます。

英国では、ドライフルーツのケーキをシュガーペーストでカバーし、その上に装飾をするのが一般的なシュガークラフトのスタイルです。その中でもっともポピュラーであり、ある意味シュガークラフトの代名詞ともいえるのが、ケーキデコレーションです。
ハロッズやフォートナムメイソンなどの高級デパートにおいても、シュガークラフトのコーナーが常設されているほど、英国の人々にとってはなじみ深いものであるといえるでしょう。
これらのコーナーでは、ウェディングケーキ以外にもお誕生日用、結婚記念日用など、さまざまなアニバーサリーをテーマとしたシュガークラフトの製品が置かれています。
プチシュガーは、角砂糖の上にアイシング(主原料:粉糖、卵白)でいろんなモチーフを絞ったシュガークラフトです。これをコーヒーや紅茶のなかに落とすと、砂糖だけが溶け、上のアイシング部分だけが浮き上がってきます。
こちらも季節やテーマに合わせてさまざまなデザインを描くことができるので、プチギフトや内祝いなどに人気があります。

この手法のシュガークラフトの代表的なものとしては、ベビーシューズが挙げられます。
ベビーシューズは、「幸せを運ぶ」とされており、結婚式のほか、主に出産祝いの内祝いや赤ちゃんのお誕生のお祝いなどに利用されます。
この他にも、ケーキデコレーションと組み合わせて、バラ、ユリ、すみれなどのお花や葉っぱを作り、ブーケにして装飾するのも一般的です。

私は以前ホテルでパティシエをしていたので、生ケーキの作り方は熟知していたのですが、シュガークラフトは初めてだったのでとても新鮮でしたね。
生ものなので時間との勝負の生ケーキとは違って、時間をかけてゆったり作れるのも魅力でした。1段目はスポンジと生クリームのケーキを自分で用意し、2、3段目はシュガークラフトでローズやブラックベリーなどをあしらったボルドー色調のケーキを作りました。
シュガークラフトで作るお花や細かい細工、微妙な色合いもがとても気に入りました。今でも引き続き教室に通って、いろんな作品を制作しています。
私は結婚式で両親にプレゼントしようと思って、高さ30cmくらいのやや小振りのウェディングケーキを2つ、(すずらんのケーキとバラのケーキ)作りました。
お花の数が多くてはじめは苦労しましたが、数をこなすうちにコツを覚えて楽しくなってきました。
結婚式当日は感謝の気持ちとして両親にプレゼントし、とても喜んでもらえました。
